sanriver yama の猫日誌

野良猫のTNR保護をやりつつ
里親探しをしています

猫事情は色んな意味で奥が深い・・・
そんな出来事を日誌にしようと思います

猫おじさん

どこの地域にも猫おじさん猫おばさんが
存在しますよね



私の地域にも猫おじさんがいます
元ホ-ムレスで13年前から顔見知り
現在78歳になられます



ホ-ムレス時代に猫を増やしまくって
声をかけたのがきっかけ



当時のおじさんは、世間や人に強い不信感を抱いており
言動も口調も尖がっていました



盗んだバイクで走りだす
そうそうそんな尾崎ワ-ルドをかもちち出す65歳



毎日猫の話をしに行き
おじさんの心の雪解けを待ちながら
皆でTNRや里親探しをしました



私がみつけた当初は35匹程いました
TNRや保護の着手が早かったのですが
減らないんです。猫が!
???なぜ



そう、ここは捨て猫やごみを捨てられる死角場所だったのです
おじさんは皆が捨てた猫の世話をしていただけ
近隣住民にまくしたてられ、役所には怒られ
おじさんが世間と断絶したい気分、いまならわかります



理不尽で押し付けられて怒られる
心無い地域住民、弱者におしつけるのはどうよ



私達活動者はすぐにここの状況を察知し
見回りや捨て猫の啓発に力を入れました
地域住民とも話をしました



役所にもこの粗大ごみ撤去してくださいと
何度も掛け合いました



おじさんの件で思いましたが、役所も警察も
弱者に強い。ダメでしょう。それ。
人みて対応かえるのは最低ですよ
担当者の人間性でしょうけど



たまたま巡回中に遭遇したことがありました
けちょんけちょんに暴言はくわ、怒鳴り散らすわ
胸ぐらつかむわ
みるにみかねて
ム-ビ-撮って、この対応って違法な取り調べですか?
そのいい方いいんですか?などと
話にわって入ったり
私自身警察や役所に意見したり危ない橋も渡りました




ものには言い方ってもんがあります
どうせ相手が怖いおじさんだったらヘコヘコするんでしょう?
ダサいっ。ひく~。
役所、警察はこの現場を目撃して以降、大嫌いになりました





おじさん住宅の公園は手術済の10匹程がのこりましたが
里親が決まった猫、寿命を全うした猫もおり
現在3匹です



10匹程になった時おじさんは公園で倒れて
救急車で運ばれました。当時70歳
その後福祉課のはからいで、住宅に住めるようになり
現在は猫のお世話をしに通ってこられています



おじさんから久しぶりに連絡があり
里親探して~とかわいい子をつれてきました
公園生活引退後もなんだかんだ公園の猫のお世話に
貢献されています

かわいい
ドロンジョみたい
すぐにいいご縁があるよ。がんばろう


おじさんもいつまでもお元気で


sanrivre yama