老人と猫
新しい案件地区のTNR
私がまず着手することは
餌やりさんを特定し、声をかけること
私が着手する案件は
猫に餌をやるな!!と達筆行書体で書かれた
貼り紙があったり・・・
住民と餌やりさんの関係性が最悪な場所が多い
驚くことは、声をかける餌やりさんのほとんどが
65歳以上なんです
話を聞けばこの餌やりが癒しなんですよね~
お嫁さんと上手く行ってない方
子供さんが独立し帰ってこないと嘆く方
ご主人に先立たれお子さんもなく天涯孤独な方
家族の介護をされている方
日本ってこんなに寂しいところでしたっけ?
話が切なすぎます
でもね、おばあちゃん、おじいちゃん
あなたの癒しのその猫達が
この地区で増えすぎて近隣の方迷惑してるみたいなんですよ
増えれば猫も虐待を受けたり、交通事故もおおいでしょう?
いまからこの地域の猫手術をして増えない様にするんです
地域の方とは手術済の猫のお世話ができるよう私もお話しするので、
餌やりのマナ-と手術の協力して頂いてもいいですか?
こんな感じで声かけています
95%の方は協力的で、手術費用のご支援や猫の情報をくれます
スム-ズに事が進むし助かります
5%の方はまれですが、仔猫がみれなくなる!!(この期に及んで馬鹿じゃないのか?)
等の理由でへそを曲げます。まあ根気よく説得しますが
老人と猫はきってもきれない何かがあります
話はそれますが、貼り紙の書き方も
地域の方、自治会の方、是非学んでいただきたいと思います
怒りをその貼り紙に注入したいのがよくわかりますが
これって意外に逆効果なんですよ
餌やりさんは
怒られるから、見つからない様にこっそりやるに徹してしまいます
手術の捕獲にも取りこぼす猫が増えてすごく影響が出るんです
餌をやるなら避妊手術をしましょう
餌やりのマナ-を守りましょう
こんな感じにしていただきたいなあ
いいなあ。葛飾区保健所!!素晴らしい!
迷惑している人も地域住人
餌をやる方も地域住民
迷惑している方
猫を増やすも減らすも私はお世話をしている餌やりさんの意識に
かかっていると思うんです
怒鳴り散らして凹ませないで
ちょっとの所を譲り合えば上手く折り合うんですが・・・
難しい猫問題です
術後お世話の交渉も相手に寄りそい寛容な心で挑みたいです
sanriver yama
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